世界各国に影響を与えたアジア通貨危機

世界各国に影響を与えたアジア通貨危機



アジアの通貨はさらに下落

投稿日:2011/11/14/投稿者:破壊力

アジア通貨危機の要因となったヘッジファンド

アジア通貨危機は1997年にタイから始まった通貨危機で、この通貨危機の原因は米国のヘッジファンドによる通貨の空売りによるものとされています。
アジア通貨危機はアジア諸国の通貨下落だけでなく 、少なからず世界各国に影響を与えたといわれています。
アジア通貨危機は特にタイ、インドネシア、韓国でその影響が多く、次にマレーシア、フィリピン、香港がある程度打撃を受けたといわれています。
中国や台湾は直接の影響を受けたわけではないですが、間接的に打撃を受け、日本は、金融不安から融資の焦げ付きがおこり、政策金利の引き下げをするほどの自体に発展したと言われています。
アジア通貨危機の要因となったヘッジファンドによる空売りというのはどういうことでしょうか? 空売りというのは、そもそも通貨が高い時に「売ります」という約束をする取引です。
例えば1ドルが1 20円の時に空売りで100ドル売ることにします。
この時点ではまだ実際にドルを取得していないので、本当に売るわけではありません。
その後、円高が進み、1ドルが100円になったら1 00ドル分を購入。
予算は10000円です。
(手数料とかは無視してください) その時点で100ドルを手にしたので、空売りを成立させることができます。
約束をした時点では 1ドル120円だったので、100ドルを売れば、12000円になり、2000円の儲けになるわけです。
1995年以降のアメリカの長期景気回復によりアジア諸国の通貨が上昇しました。
それに目をつけた投資家達がアメリカのバブルがそう続くわけがないとして、いつかアジア諸国の通貨が下落することに期待をし、空売りを始めたのです。
やがて、バブルは弾けると、空売り分を買ってさら に売る。
その結果、アジアの通貨はさらに下落し、深刻なアジア通貨危機を引き起こしたということです。
ヘッジファンドのように機関投資家から資本を集めて空売りをするためその額が大きく 、通貨に影響を与えるには十分の額であったといえるでしょう。
アジア通貨危機の一方でヘッジファンドに参加した機関投資家は巨額の富を手にしたといわれています。
このように投資家の極端 な気運があれば通貨は一気に変動するということを示し、アジア通貨危機は今後の金融政策をより慎重にしなければならないということを示した事件でした。
空売り自体は取引の手法でなんら法に触れること はありません。
この空売りを理解し、バブルを見極め空売りをすることがFX投資家のうでの見せ所とも言われています。


FXと株式投資はどっちが運用しやすいのか

とかくセットで扱われがちなFXと株式投資ですが、市場を読んだりチャートを見たりする点ではやはり似ているようです。どちらが良いかは一概に言えないですが、国内や海外の景気や政治の動きにアンテナをはってその場その場で良い部分を利活用すると良いと思っています。


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